中二病

亀有和也は一見真面目な生徒。しかし家に帰ると知られざる裏の顔を見せるのだった。

自室に入った和也は私服に着替えた・・・かと思いきや妙に中二臭の漂う衣装に着替えるのであった。そう、彼には中二病という誰も知らない裏の顔があったのだ。

いつものように中二病なキャラになりきっていると呼び鈴が鳴り、和也はすぐに玄関に出た。

「よお、和也。」

玄関には雷慈達がいた。しかし雷慈達は和也の姿を見て驚いた。何故なら中二病のキャラになりきっているのをうっかり忘れて出てしまったからであった。

かくして中二病を知られてしまった和也、その後どうなったかは想像にお任せあれ。

理想の上司

昼休みの会社で優人は同僚と喋っていた。
「それにしても部長はもっと部下のこと考えて欲しいですよねえ。」
「そうだな、いくらなんでもちょっと傲慢だと思うよ。俺もあんな上司にはなりたくないな。」
「この際部長がフリーザ様だったらいいのになあ。」

その会話を聞いていた部長は内心がっくりしていた。
(俺ってそんな風に思われていたのか。)
すると部長はあることを思いつく。
(いいことを思いついたぞ。)

数日後

いつものように続々と社員が出社してきた。すると

「部長?」

何と部長の席にはフリーザ・・・のコスプレをした部長がいたのだ。もちろん社員一同唖然としたのは言うまでもないだろう。

バンダナ

「マリナは普段首にバンダナ巻いてるけど夏とか暑くないの?」
雷慈はマリナに聞く。

「平気よ。あたしは昔から気に入ってやってるんだから、好きなことには苦しくなんかないよ。」
雷慈は感心した。

「何ならやってみる?」
マリナに言われ、雷慈も首にバンダナを巻くことにしたのだった。しかし

「暑っ。」
夏日にバンダナは暑かったようだ。

終わり

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